Web制作からWeb開発に移行して感じたこと

Published
2025-06-22
Author
MT
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今回はWeb制作からWeb開発に移行して1週間目に感じたことを書いていきたいと思います。


Web開発の現場に入ってまだ1週間ですが、この短い期間だけでも、「制作」と「開発」は想像していた以上に違う世界なんだと感じる場面がたくさんありました。


現在は、開発環境の構築を行いながら、少しずつテストの流れにも触れ始めています。

そして今、はじめてのタスクに着手し、Gitでブランチを切ったところです。


前職ではWeb制作を担当


私はもともとWeb制作の現場で、前職では1人でコーディングを担当していました。

デザインや依頼書をもとに、HTML、CSS、JavaScript、PHP などを書き、サイトを形にしていく仕事が中心でした。


そこからWeb開発の現場へ移り、現在はエンジニアとして新しい働き方に日々挑戦しています。

ここからは、制作から開発に移行して1週間目に感じた違いをまとめていきます。



① 「作る前に考える人」と「作る人」が分かれていた制作現場


制作時代は、ディレクターやデザイナーが事前に仕様や画面設計を固め、

その内容をもとにコーディングを進めるケースが多くありました。


自分の役割としては、既に決まっている仕様やデザインを、

HTML / CSS / JavaScript / PHP を使って正確に形にしていく、という実装寄りのポジションでした。


依頼書やデザインデータをもとに制作を進め、完成後に納品する。

そんな流れが一般的でした。


また、制作は比較的クリエイティブ要素が強く、

いただいた依頼書やデザインをもとに、パズルを組み立てるように同じ見た目を再現していく感覚に近かったように思います。


② 開発は「チケット」で動く


開発現場に入ってまず感じたのは、タスク管理の仕組みの違いです。

最初は「Redmineってなに?」という状態からのスタートでした。


仕事は「チケット」単位で管理され、割り振られたチケットに対して作業を進めていきます。

また、大人数が関わる分、チームで決められた細かいルールや運用フローがしっかり存在していて驚きました。


さらに、働き方や重視されるポイントも、制作と開発ではかなり異なるように感じています。

例えば制作では、

「デザインやUIをいかに正確に形にするか」

という、ユーザーから見える“外側”への意識が強かったのに対し、

開発では、

「いかにエラーを防ぎ、保守性のあるコードを書くか」

という、システム内部や運用を意識した“内側”への視点がより重視されているように感じています。


もちろん、実際には担当領域や役割がかなり異なるため、こうした違いが生まれるのは自然なことではありますが、実際に現場に入ってみて特に印象に残った部分でした。


③ テスト文化がある


開発の現場では、「テスト」という工程自体が、最初からフローの中にしっかり組み込まれていました。


まず自分が改修したプログラム単体の確認を行い、

その後、他機能と組み合わせた状態でのテスト、

さらに最終的にはシステム全体で問題がないかを確認するテストなど、段階ごとにさまざまな確認フローが存在しています。


制作時代は、自分や依頼者による動作確認を中心に進むことが多かったため、

「テスト」という工程そのものがここまで体系化されていることに驚きました。


ただ、それだけ多くの人が関わり、

チーム全体で品質を保つ必要があるのだと、少しずつ理解し始めています。


こうした違いも含めて、

制作と開発では求められる視点や役割がかなり異なるのだと実感しました。


④ コーディングはあくまで「一部」


制作の頃は、「コーディング=仕事の中心」という意識が強くありました。


しかし開発の現場に入ってみると、

コーディングは全体工程の中の一要素に過ぎないことを実感しています。

実際には、

  • 調査
  • テスト
  • レビュー
  • デプロイ
  • タスク管理

など、コードを書く以外にも多くの工程があります。


まだ自分はコーディング中心の経験が多いですが、

システム開発という領域は、想像以上に広くて奥深い世界だと感じています。


⑤ とにかく覚えることが山積み


今は、仕事の流れ自体もまだ完全には理解できていません。

チケットがあって着手して、Gitでブランチを切ってプルリクエストを出して…

「そこから先はどうなるのか?」という部分は、まだ自分の中で見えていません。


また、テストもどの段階で、どのように実施しているのか?

「自分の書いたコードがどのように本番に反映されていくのか?」

開発全体の流れを、少しずつ掴み始めている段階です。


さらに、新しい専門用語も次々に登場します。

BFF? アーキテクチャ? CI/CD? Spring Boot? トランザクション? バッチ?

そもそも「APIって何?」という状態からのスタートでした。


毎日のように新しい単語や概念がどんどん増えていき、インプット量はかなり多いです。


⑥ 少しずつ「開発の人」になっていきたい


最初は「Web制作とWeb開発の違いは、静的ページか動的ページかの違いだろう」と軽く考えていましたが、今思えばその理解はとても浅かったと感じています。

「Web」という言葉がついていることもあり、制作と開発は似たようなものだと、当時は勝手に思い込んでいた部分もありました。


ただ、私にとっては、制作の経験があったからこそ、今こうして開発という新しいフィールドに挑戦できているのも間違いありません。

これからは、目の前のコードだけでなく、設計や運用なども意識しながら「全体を見渡せるエンジニア」へと成長していきたいと思っています。



以上が、制作から開発に移行して1週間目に感じたことでした。


自分自身が数年後にこの記事を振り返ったときに、「あの頃より成長したな」と感じられるように、今回はこうして記事として残してみました。